太郎君と日本山人参
2月19日、夕方家に帰りました妻から会社に「太郎がいない」「鎖が切れている」との電話です。今まで何度も逃げた経緯があります。そのたびに太郎君は運良く命拾いし助かってきましたが今回も運が良いことを願いました。全く他人や外界に無防衛な犬です。まず車にひかれないかを心配しました。
すぐ仕事を終え家路につきました。家の近くからゆっくりと太郎君をさがしながらアッチコッチわき道を移動です。やっぱり見つかりません。太郎君が以前離れた時、耳の手術でおせわになった獣医さん宅へ行ってたことがありましたので今回も「太郎君が来ていないか」電話も入れました(このときは手術した病院によくぞ来たと喜んでいただきました)。勿論私の奥さんもご近所をくまなく探しましたが見つかりません。帰宅後二人、車でまた探しにいきましたが見つかりません。二人は「今回も運がよければいいがな」「いつまでも運が良いとも限らないしな!」と言い合いながら家に帰りました。
奥さんは「食事を作る気になれない」と言いますが簡単なものを無理に作らせました。テーブルにはペットのサプリメントが寂しくありました。家に来て11年になりますが10回は逃げられいます。10回の太郎君との知恵比べの結果(教訓)から鎖もステンレスのワイヤーに変えてあります。フックも絶対に外れないように小さな鍵を用いて離れないようにしてあります。絶対に離れないとの自信があったのですがステンレスのワイヤーが劣化して切れていました。食事後また探しにいきました。雨が降っています。「あの馬鹿どこに行っているやら」
太郎君が帰って来たときの為にドッグフードの上に肉をのせて今夜帰って来る事を願いながら寝ました。
朝です。食器を見ましたら肉が無くなっています。帰ってきたのだと犬小屋に手を突っ込みましたがいません。また何処かへ行ってしまったのかあの馬鹿がとガッカリです。妻が起きて来ましてこのことを話すと太郎君だったら食べ残すことをしない、猫が食べたのかもと申します。
御近所に「太郎君をみかけませんか」との電話。昨日と同様に「車にひかれていないか」と恐れながら探しました。妻には念のために保険所に連絡をさせておきました。お尋ね犬のポスターを作り町内の回覧板でまわしてもらおうと文言を考えながら会社に行きました。妻からは「猫がまた太郎の食事を食べている。」そして「太郎君が見つからない」との電話です。
今度は保険所から「おたくの太郎君を収容しています。迎えに来てください。印鑑と4800円を用意してきてください」と。「ありがとうございます」と電話に何度も頭を下げ飛び上がる思いで迎えに行きました。全く運の良い犬です。受け渡しの手続きの書類に犬の生年月日欄があり私と同じ誕生日でしたので平成10年7月25日と書き入れました。
役場の人に案内され迎えにいきました。太郎君は役場の人には尻尾を振ってジャレツクのですが私には何しに来たのかという素振りです。何処にはまったのか凄い臭いです。とにかく車に乗せから「この馬鹿」と頭を数回可愛く殴ってあげました。妻に太郎君を見せてすぐ美容院に連れて行きました。これでいつもと変わらぬ日々です。今日も太郎君には日本山人参のサプリメントを食べてもらえます。
居るべきペットでも少しでもいなくなると寂しいものです。ましてや居るべき人がいなくなればどんなに寂しいことかと少し心によぎりました。
日本ラン展(東京ドーム)
胡蝶蘭で作った孔雀で圧巻でした。
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